英語の勉強法①
いよいよ具体的な話をしようかなと思います。 まず初めに英語の話。
英語というのは、他の科目に比べてかなり特殊であり、誰にでも平等にチャンスがある科目だと考えています。
言語を扱う科目でありながら、国語と違って日常的に使うことがないという点。
本格的に始めるのが基本的には中学校で、横一線のスタートであるという点。
他の科目に比べて丸暗記する事項が少なく、どんな始め方をしてもある程度成長が見込める点。
これらの特徴を見ると、まずは英語に対する苦手意識をなくし、そこから勉強に対するポジティブな姿勢と考え方を獲得、他の科目にもチャレンジしていくというのが良いと思います。
では、書いていきましょう。
「英語の勉強」といっても漠然としすぎているので、大学入試の受験勉強に絞りましょう。
得点力を高めるためには何をすればいいか?
⑴単語力の強化 ⑵文法事項の理解 ⑶読解力の向上
この3点に尽きると思います。
1点ずつ書いていきます。
⑴単語力の強化
英語の文章を読むときに、いちいち辞書を引いていたら遅くて仕方ありません。そもそも辞書を持ち込める試験なんてほぼないので、できる限り覚えておく必要があります。
そのために、日々の演習でわからなかった単語を覚えていくのはもちろんですが、単語帳の活用も必要です。
僕が使っていた単語帳はこちら。
キクタン「Basic」4000―聞いて覚えるコーパス英単語 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
- 作者: 一杉武史
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 12人 クリック: 128回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
Basic,Advance,Super と3段階あり、それぞれCD付きなので耳からも覚えられるのが特長です。
Super は非常に難易度が高い単語も多いので、Advanceまでしっかり覚えていれば十分かと思います。
通学時間やちょっとしたスキマ時間にどんどん回しましょう。僕はBasicを8周、Advanceは10周以上しました。
ある程度英語力に自信が付いたらこちら。
ちょっとした文章の中に重要な単語が入っています。
単語帳としてはもちろん、試験前の英語脳への切り替えにも使っていました。
(日本語脳と英語脳ってほんとにあるようで、何もしないとスッと試験に入っていけない気がします、経験上)
以下は使いはしなかったものの、評判も良く役立ちそうなものです。
例文が付いていること、単語がカテゴリーごとに分類されていることなどが良い点です。
こちらはちょっと厚いので持ち運びにはやや不便かもしれません。
- 作者: 鈴木陽一
- 出版社/メーカー: アイシーピー
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 197人 クリック: 3,012回
- この商品を含むブログ (723件) を見る
CD付きなのは良いポイント。文章ごと覚えられるのであれば読解力の向上や作文にも使えそうです。
単語帳だけでもたくさんの種類があって悩んでしまいそうですが、基本的には掲載されている単語に大差はありません。
選ぶポイントは「長く使い続けられるか」 という点に尽きると思います。
何冊も単語帳を買うのはもったいないです。これだ!と思ったものを使い倒しましょう。