現役一橋大生、勉強と学問について語る

これまでの経験を活かし、勉強や学問、努力といったことについて語ります。学生時代の備忘録という役割も兼ねています。

英語の勉強法②

前回の記事では、単語力の強化に焦点を当てて書きました。

どんな形式の試験でも、書いてある単語がわからなければ話になりません。ということで、単語帳を活用して語彙を増やすべきだということです。

ただ、単語帳だけに時間を費やすのは無駄なので、スキマ時間をうまく使い、机に迎える時間は他の勉強に使った方がいいとは思います。

 

さて、今回は「文法力」についてです。

単語力と同様、こちらも非常に重要です。文法事項を分かっていないと読めない・意味を理解できない文章はたくさんあります。

 

文法力といっても様々で、時制に関するルールや前置詞等の使い方、不定詞と動名詞の区別など多岐にわたります。

共通して言えるのが、「使いながら覚えるのが最も効率が良い」ということです。

 

これはどの分野でも共通かもしれませんが、やはりインプットとアウトプットのバランスが必要です。どれだけ知識を詰め込んでも、使い方を知らなければ得点力は向上しません。

 

そのため、文法力の強化においてもインプットとアウトプットの2段階の勉強が必要になります。

ただ、どちらかのみをやってから、ではなく両方を同時進行でやることが肝心です。

「この文、この間やった参考書で見た!」とか「前解けなかった問題、こういうことだったのか!」という発見に出会う可能性が高くなります。

記憶は感情と結びつけると強化されるんだそうです。なので、ただただ暗記しているよりも、何らかの感情を持った方が効率よく覚えられるということです。

ただ、喜怒哀楽を込めるのはなかなか難しいと思いますので、「驚き」をもって接するのが1番簡単だと思います。

 

では、インプットについて。

高校のテキストでも十分ですし、参考書の類もたくさん出回っています。自分に合いそうなものを選べばよいでしょう。

基準としては

・見やすさ

・項目のまとまり方

・程よいアウトプット要素(練習問題があるか)

等でしょうか。

 

 

Next Stage 英文法・語法問題 3rd edition

Next Stage 英文法・語法問題 3rd edition

  • 作者: 瓜生豊,篠田重晃
  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
  • 発売日: 2011/11/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 3人 クリック: 32回
  • この商品を含むブログを見る
 

 僕が使っていたのはこちらです。ド定番ネクステージ。

適度に練習問題があり、これ1冊で大学受験まで対応できます。

ただ、どうやら改訂されたようです。そのあとのことはよくわかりません…

 

英文法・語法Vintage

英文法・語法Vintage

 

 

 

総合英語Forest 7th Edition

総合英語Forest 7th Edition

 

 VintageやForest を使っている人もいましたね。

学校で配られたりもするので、それをまず完璧にすればよいのではないでしょうか。

 

アウトプットにはこちら。

 

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)

 

 延々と問題があります。演習用には最適です。

ただ、さすがに飽きてくるかもしれません。気合いが必要です。

授業用に薄い問題集が配布されたりする学校もあると思うので、そちらを繰り返すだけでもアウトプットには十分だと思います。

 

どうでしょうか?

アウトプットしながら覚えていく、というのが他よりも重要な分野だと思っています。しかも、覚えたことが確実に得点につながってきます。

単語力と文法力の基礎を確立して、そこから読解や英作文といった応用的な分野に進んでいくとスムーズに勉強が進むと思います。