現役一橋大生、勉強と学問について語る

これまでの経験を活かし、勉強や学問、努力といったことについて語ります。学生時代の備忘録という役割も兼ねています。

私立入試

そろそろですよねー。

 

優秀な受験生の皆さんはセンター試験利用型入試で滑り止めを確保しているのかもしれませんが、あれってものによってはかなりハードル高いですよね。

 

W大学では全体の90%以上の得点率を求められる学部もありますし、K大学なんかそもそもセンター試験利用型がなかったり。

 

そんなわけで、個別試験が国立大学だけ!という受験生は少数派かなと思います。

 

そういう人は一発勝負に人生を賭けられるすごい人だと思います。

丸くならず、社会にファイティングポーズを取り続けてください。

 

僕にはできません。現役時代、「浪人だけは死んでもしない」という姿勢のもと、W大とR大に願書を出し、受験料だけで20万円近く払いました。結果として一橋大学に入学しているわけですから、この保険料は丸々損になってしまったわけです。

 

まぁ安心を買ったと思えば、ということでごまかすしかないですね。

 

さて、そんな私立大学の個別試験のシーズンになってきました。

 

戦略性の試される時期です。

最終目標をもう一度確認しておきましょう。

 

あくまでも最終目的が国立大学に合格することで、浪人も選択肢にあるならば、私立大学は1つか2つ受ければいいはずです。

役割は問題演習とテスト慣れ。

 

実際に会場に出向き、問題を解くことを前後の流れも含めて体験しておくことは、本番の試験に向けて重要な予行演習になるはずです。模試とは全然違う雰囲気になるはずですから。

 

その代わり、対策はそこまで重要でもありません。

国立の二次試験のための対策をし、その力をもって臨めばいいと思います。

不必要に時間を割いて本命をおろそかにするのは愚策です。

 

一方、とにかく浪人だけはしたくない、という受験生。

これはもう、最低でも3つぐらいは出願して、全部合格するぐらいの姿勢で良いと思います。

どこか1つはリスクのある五分五分の所、1つは確実に抑えられそうなところ、という感じでしょうか。

案外調子が悪かったり、解けなかったりするものですから多めに。

 

受験日はよく、3日連続が限界と言われていますよね。

 

実際に僕は3日連続でしたが、精神的にしんどかったです。

「また満員電車で高田馬場か。。。」

ってなります。

余裕を持てるに越したことはないですね。

正直、高校生なら何とかなるとは思いますが。

 

私立入試についてはいろいろ戦略とか方向性を試されるものだと思いますが、

 

結局のところ「何を最優先にするか」

だと思います。

 

第一志望に合格すること?浪人しないこと?

日程が楽なこと?家から近いこと?

 

正解も不正解もないのではないでしょうか。

 

優先順位を考えて、最大限の効率で受験戦争に臨みましょう。

 

長くても今年の入試は残り1ヶ月と少しです、