勉強法(総論)
前回の記事、酔った状態で書いてたんでした。
山口さんをディスる内容にも読めますね。そんな意図はないんですが。
学歴への嫉妬が出てしまいました
さて、じゃあどうやって行くのが正解だと思ってるの?という話。
基本線としては2つ。
⑴そもそも勉強法に絶対の正解はない
⑵できるだけ実践的なやり方の方が使える力が付く
⑴を言ってしまうとおしまいなのですが…
だからこそ自分に合ったやり方を探す楽しさもありますし、受験勉強というものが存在し続ける大きな意義の一つだと思っています。
正解があったらつまんないじゃないですか。
まぁ、多少の差はありますよね。
「適度に休憩を入れる」とか「寝る前には単純な暗記もの」とか。
この辺についてはだれがやってもある程度の効果は期待できるはずです。
しかし、導入に手間がかからないので差もつきにくいと思います。
僕が言いたいのはもっと「軸」になるような勉強の仕方の話です。
山口さんは「7回読む」というやり方を提唱しています。
確かに身につくかもしれませんが、前の記事で書いた通り効率と継続困難な点で劣っています。
この点を踏まえて僕の提唱するやり方は
⑴効率よく ⑵継続が簡単 かつ⑶記憶が持続する
というものであれば山口さんの方法に対抗しうるわけです。
僕の提示するやり方はシンプルで、かつ何の教科に関しても応用可能です。
①読みます。
さすがに1回は読みましょう。
ただ、この後何度も同じ内容に触れるのでざっくりで構いません。
ひと区切りつきそうだな、という所までゴールを設定してください。
目安は2~3分です。
可能であれば音読が望ましいです。
聞かせるわけではないので小声で構いませんが、「声に出す」ということに意味があります。
②書きます。
次に、①で読んだ内容をノートに書きます。
ルーズリーフが良いと思いますが、まぁ普通のノートでも問題ありません。
注意点は2つです。
⑴キレイに書こうとしない
⑵自分の言葉で書く
理由はシンプルです。
キレイなノートは目的ではなく副産物です。
自分が分かればよいのです。
色も地の文と重要な所の2色ぐらいで良いでしょう。
個人的には、赤よりもオレンジ色のペンを使うことをお勧めします。
赤いシートをかぶせることで重要事項がそのまま隠れるノートになるからです。
①②の過程で、教科書の内容に触れた回数は
読む→書く(時に見る)→(自分のノートとして)読む
の3回です。
少ないと侮ることなかれ、短期間で何度も回すことで定着度は跳ね上がります。
この後は非常に自由度が上がります。
該当範囲の問題集に取り組むのが良いと思いますが、もう一度音読したり、資料集等を開くのも効果的です。
ノートは決してこの時点で完成とせず、追加要素を適宜書き足していきましょう。
この過程を踏むとどうなるか?
この範囲に関しては教科書を開く必要がなくなります。
だって、必要なことは全て自分のノートに書いてありますから。
問題が解けなかったり、ド忘れしたらノートに帰ってきましょう。
経験ベースの話になりますが、印刷された無機質な文字よりも手書きの方が頭に入る気がします。
さらに、読む・書く・話すと五感をフルに使っているので忘れにくいというメリットもあります。
何より、作り上げたノートがたまっていく喜びですよ。「学んでるな」という実感。
歴史科目なんかは特にやりやすいですね。
時代ごと、地域ごと、テーマごとに作ると理解の深まり方が段違いです。
実際の試験前にはこうして作ったノートだけを持っていきました。
「これだけの努力を積み上げてきたんだ」という実感も持てますし。
デメリットとしては…効率が悪く感じられる時もあるということでしょうか。
ノート1ページを完成させるのにだいたい1時間弱ぐらいかかっていたように思います。
定着度は良いのですが、飽き性の人にはやや大変かもしれません。
あと、完璧主義の人。時間ばかり食うことになりかねません。
ただ、少なくとも僕自身はこのやり方に自信を持っていますし、中学生の時から大学の試験に至るまでこのやり方で納得いく成績を修めてきました。
大学で単位を落としたのは大の苦手の数学科目だけです 笑
いかがでしょうか?
こちらのやり方は「7回読む」よりも始めやすく、続きやすく、定着度も高いと自己評価しているのですが…