現役一橋大生、勉強と学問について語る

これまでの経験を活かし、勉強や学問、努力といったことについて語ります。学生時代の備忘録という役割も兼ねています。

アウトプット

 「学びを結果に変えるアウトプット大全」、読みました。

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

 

著者の樺沢さん、精神科医と作家としてご活躍され、これまでに28冊の本を出版されたりメルマガを13年間毎日発行されるなどの精力的な活動を現在も継続していらっしゃるそうです。

 

「アウトプットの基本法則」「伝わる話し方」「能力を引き出す書き方」「結果を出す人の行動力」と章分けされており、1つのトピックについて2ページないし4ページでまとめられているので、知りたいところからすぐに読めるという構成になっていました。

 

実はこういうハウツー本の類を信用していなかったのですが…

 

読んでみてびっくり、

僕自身が勉強するにあたって心がけていたことと非常に似通った内容が書かれていました!

 

「アウトプット重視の勉強をすること」「手で書くこと」「頭の中の情報を書き出すこと」、…

どれも簡単そうに見えることながら、勉強=インプットした内容を定着させるのに役立つと経験したことばかりでした。

 

まさにそれだ!と頷いたのが、

「インプット:アウトプット=3:7」

という比率の主張でした。

 

「アウトプット」とは、「話す」「書く」「行動する」というように、運動を伴うことだと定義付けられています。

アウトプットすることによって記憶に定着する割合も増加し、またインプット(本を読んだり、話を聞いたり)の質が改善することにも期待できると書かれています。

 

勉強に落とし込んで考えてみると、先生が「ここはテストに出るぞ」と言ったり、アピールした部分のほうがアウトプット前提で話を聞いているため記憶に残りやすかったように思います。

また、試験勉強でも、とにかく問題を解いて間違えた部分から復習していくというスタイルを取ったほうが定着するということを経験から知っていました。

だからこそ、樺沢先生の言うことをスッと受け入れられたのかもしれません。

 

あとは、「まずやってみる」という姿勢の重要性を確認しました。

アウトプットにしても、効率のいいやり方を最初から考えるのではなく、まず何か書いてみる。話してみる。

そのなかで、改善した方が良い点に関しては次回以降に活かす。

 

こういう精神を持って積極的に発信していくことが重要なのだなぁと再確認しました。

 

せっかくブログを開設しているのに、放置しているのは実にもったいないことだな、という思いです。

 

今は触発されて書いていますが、きちんと継続して書けるようにして、質の高い文章を書ける人間になりたいと思います!