現役一橋大生、勉強と学問について語る

これまでの経験を活かし、勉強や学問、努力といったことについて語ります。学生時代の備忘録という役割も兼ねています。

弟、受験

先日、中3の弟が受験を終えまして、

 

結果としては見事第一志望に合格でした!めでたい。

 

僕が通っていたころから野球部の応援とか文化祭に来ていて、そのころからイメージはあったみたいです。

兄弟揃って県立男子校というレアな家庭が出来上がりました。

 

受験前から「落ちて私立なんかダメだぞ、かといって妥協してランクを下げるな」と無責任にプレッシャーをかけていたので、受かってホッとしました。落ちていたらリアクション取れないなぁと思っていたので。

 

僕自身は、コツコツと毎日勉強するのが当たり前、という感じで受験生生活を送っていました。

遊びとかゲームをしていても、勉強がよぎって楽しめなくなってしまうので、おおかた封印していました。

一方で弟はそこら辺をうまく割り切っていました。

「勉強は勉強、遊びは遊び!」みたいな。

周りが心配していてもそんなことにはお構いなく、我が道を行くタイプでした。

 

こういう違いがどこから生まれたのかは正確には分かりませんが、僕は

「勉強以外のことがどれだけできたか」

が大きいと思っています。

 

僕は運動神経もたいして良くなく、同級生の中で優位に立てるものが勉強ぐらいしかありませんでした。

だからこそ成績という評価基準の中では負けたくない、という思いが強かったと思っています。

 

弟の場合には野球で選抜チームに選ばれたり学校で1番足が速かったり、万能タイプでした。

そのため、受験勉強にも余裕があったのではないかと思っています。

 

どちらが良いとも悪いとも思いませんが、ポテンシャルの面では弟の方が高いと感じています。

だって、(少なくとも周囲から見たら)余裕をもって合格しているわけで、まだ努力する余地を残しているわけです。

フリーザが変身をあと2回残してクリリンをボコボコにしたのと同じ構図です。(ほんとか?)

 

かと言って、今後の人生において努力できるかどうか、という点では不安も残しています。

努力しないでもそれなりの結果が出せることは才能ですが、結果が出ない中でも粘り強く努力を積めることもまた一種の才能であると思います。

 

僕には一発で圧倒的な成績を出せるような才能はないけれど、地道な努力を努力と考えない・苦にしないという特性がありました。

弟には一瞬で結果を出せる器用さや才能があるけれど、長く努力を継続できるような力はまだ弱いと兄目線では思います。

 

さて、この先努力を惜しみたくないと思える対象に出会うことはできるでしょうか。

将来がとても楽しみです。

何しろ、兄よりも基本スペックは数段高いですから。

 

果たして大学受験はどうなるのか。。