現役一橋大生、勉強と学問について語る

これまでの経験を活かし、勉強や学問、努力といったことについて語ります。学生時代の備忘録という役割も兼ねています。

現代文の勉強法②

前回、非常にざっくりとした現代文の勉強方針について書きました。

 

では、具体的にはどうしたらよいか?

得点力を伸ばすためには、とにかくいろいろな文章を読むのが一番いいと思います。

特に評論を読む際には、周辺知識の有無も大事になってきます。

もちろん何も知らない状態からでも解けるとは思いますが、知っていると論理の展開が追いやすくなるケースは多いです。

 

分かりやすい例でいうと、環境問題についての文章は多いです。

その時に、どんな点が問題で解決のためにはどうなっていくことが必要であるか、最初から検討がついていたら読解が楽になりますよね。

そのために、様々な問題を解いていくことが重要になります。

 

読む際に気をつけるのは1点のみで十分です。

 

「問題文の中に問いを見つけ、それに対する答えを探しながら読むこと」

 

です。

これさえできていれば、後は問題を解く中で答えの部分を見つける力を養ったり、解答を自分の力で表現する力を鍛えるだけです。

 

こうしてみるとすごく簡単に思えませんか?

実は現代文はほとんど暗記事項のない、地道な積み重ねが実を結ぶ科目なのです。

暗記で対応できないからこそ、コツコツと積み重ねてきた努力の量がそのまま得点に反映されます。

 

また、現代文の問題文は非常に美しく、内容としてもとてもためになるものが多いです。

だからこそ、しっかりと対策をすることで今後の人生についても豊かにするというような心持ちで頑張っていきましょう!