現役一橋大生、勉強と学問について語る

これまでの経験を活かし、勉強や学問、努力といったことについて語ります。学生時代の備忘録という役割も兼ねています。

勝負の夏

来ましたね、夏が。

 

猛暑で勉強どころではないというのもよくわかりますが、それを言っていてはどうにもなりません。

 

受験生にとっては夏休みというまとまった勉強時間を確保できる期間はもうめちゃくちゃ重要です。

 

学校や予備校で言い尽くされてきたセリフではありますが、

 

「この夏の頑張りが勝敗を分ける」のです。

 

8月末までとして、まぁ40日ほど。

 

1日10時間勉強すると400時間。

 

400時間、必死になって成長しようとしたら相当の成果が出せそうじゃないですか?

 

出せます。

 

ただ、そのためにはいくつか必要なことがあります。

 

 

⑴目標設定⑵スケジュール管理 です。

 

⑴目標設定

そもそも、勉強は量×質で成果につながってきます。

 

「1日10時間勉強する!」として「量」の部分について目標設定ができたとしましょう。

 

次は「質」の部分です。

 

科目や分野ごとに得意or苦手、好きor嫌いがあると思います。

その中で、致命的にできないものに関してはなるべく早く対策を講じないといけません。

経験上、苦手を克服するのには膨大な時間がかかるからです。

 

「この分野を克服するために問題集を2周する」「全般的に英語が苦手だから文法の基礎から見直していく」

 

などなど。

 

それに加えて、どうしても時間のかかる類のものはやってしまいましょう。

 

歴史科目の通史、数学の既習範囲の復習などなど。

 

今1周やっておくのとやらないのとでは大きな差になってきます。

 

あとは、過去問にも触れてみて、必要な学力を把握するというのも良いかと思います。

 

 

⑵スケジュール管理

 

やらなければならないものを大方設定したら、あとはスケジューリングです。

何を何日ごろまで、この日には過去問をやっておく、などなど…

 

当然のことながら、やっていくうちに変更があって当たり前です。

柔軟に変えていける方が望ましいと思います。

 

ただ、これだけは終わらせる!というものを持って、それを優先的に進めていきましょう。

8月末には模試等もあるはずなので、そこに向けてやっていくのが良いのではないでしょうか。

 

長期的な計画を立て、それに沿って1日の目標を設定し、日々努力していく。

 

受験生として真価の問われる日々です。

妥協せず、目標を見失わず。

時に息抜きをしながら、体調管理を怠らず、ライバルと切磋琢磨して。

 

 

一生に一度ぐらい、本気で勉強する夏があっても良いのではないでしょうか?