現役一橋大生、勉強と学問について語る

これまでの経験を活かし、勉強や学問、努力といったことについて語ります。学生時代の備忘録という役割も兼ねています。

再スタートの時

気づけば9月に入ってしまいましたね。

 

怠惰な大学生の僕はまだあと2週間ぐらいは夏休みなのですが、8月31日を過ぎると何となく夏も終わり、再スタートという気持ちになるのは僕だけでしょうか。

 

さて、受験生の皆さん。

納得のいく夏休み、過ごせましたか?

 

志望する大学がある程度絞れてきましたか?

 

苦手を少しでも克服し、大まかにであれ得点する道筋が見えてきましたか?

 

未習分野に手を付け、基礎的な知識と定番の問題なら対応できる力はつきましたか?

 

過去問や模試に触れ、自分の現在地と将来的に必要なレベルを確認できましたか?

 

どれも大変ですがとても重要なことです。

中には、色々な理由があってできなかった部分もあるかもしれません。

思いのほか勉強が進まなかった、苦手が次々に出てきた、など…

 

それは仕方ないことです。受験勉強は苦手の発見と克服の繰り返しです。

 

もし、苦手の量にうんざりして勉強をやめてしまうのなら。

 

それも1つの選択肢です。

 

ただ、

本当に納得できますか?

今の時点でできなくても、本番までは4,5カ月あります。

本当に克服できない課題でしょうか?

目標とする大学があって、でもこれ以上勉強するのが嫌で…

 

投げ出してしまったとして、その結果の未来に対して胸を張れますか?

 

 

受験は大変です。しかも、必ず報われるという保証はありません。

ただ、結果がどうであれ、目標に向かって一生懸命頑張ったという事実は残ります。

将来の自分にとって、間違いなく大きな財産になるはずです。

 

目の前の壁から逃げることは簡単ですが、その結果得られるものは壁に立ち向かったものと比べてどうでしょうか。小さくなってしまわないですか?

 

挑戦してみましょう。

苦手分野があるのなら、先生や友人を頼りましょう。

モチベーションが保てなければ、大学見学に行ったり、ライバルの様子を見て自分を奮い立たせましょう。

 

もう夏休みは過ぎました。後悔しても、時間は返ってきません。

 

だからこそ、前を向きましょう。

まだ、諦めるような時間ではありません。

 

9月、再スタートの時です。